カオニャオヒルズ@東洞院高辻下ル
2020
09
またまたゴールデンパターンで、晩飯なんて作る気力ありますかいな!ということになった金曜日。中華料理が続いているので、なぜか久しぶりにタイ料理が食べたい!と思いついて、過去行ったことが無いお店を~!と各種情報源を彷徨っていると、Googleマップで京都のタイ人留学生の書き込みに目が留まる。タイ東北部のイサーン料理が食べられると書いてあり、我が食い意地アンテナが激しく反応する(汗)ので行ってみよう!ということに。

場所は東洞院高辻下ル。ホテル日航プリンセス京都の南南東50m、てなところ。斜め向かいにバゲットが美味しいパン店「マッシュ京都」があり、多分以前はイタリアンバルだったよなあ、という明らかに蔵を改造した物件。当日10分ほど前に電話し、やってきたのだ。

入り口から入るといきなり急な階段になっていて「靴のままでお二階に」と書いてある。二階に上ると意外に広い空間で、2人掛けテーブルが7つほど、それにキッチン前カウンター席が6席とかそれぐらいの感じ。先客カップル1組で、テーブル席にゆったりと案内していただくのだ。 タイ語がペラペラな日本人姉弟、それにタイ人コックさんが回すタイ料理店。当日はお姉さんがお休みで、フレンドリーな雰囲気を全身から発生させている弟さん、それにタイ人の髭のコックさんお二人で回されているのだ。

で、メニュー確認前にトリビーを先に注文。またまたハートランド生¥550に当たるのですが、いやー極楽極楽。。。。突き出しはえびせんですな。

イラストレーターでもあるお姉さんの手によると思われる、20ページ超!の大作メニューを子細に確認する我々。全部写真は出しませんが(汗)、なかなか読ませるメニューです。

メニューにも、イサーン料理の説明が。タイ料理でも割と濃い目の味付けで、ココナツミルク使用度は低めとのこと。辛い!と書いてあるのですが、基本、辛さは日本人向けに調整してくれているので、辛いもの好きなら「現地並みで!」とお願いしてみることをお勧めするのだ。

まずは一品目。トードマンクンなる海老のすり身揚げで2個¥700なり。揚げたてアツアツで登場。海老すり身蒲鉾をピンポン玉より少々大きいサイズで揚げました的なものですな。

割ってみましたの図。外はザクザクフライ衣、中はムチムチして美味しい蒲鉾!!的なものですが、適宜テーブル上の味変キット(かなりガツン!と来る、粗びき赤唐辛子、ナンプラー、砂糖、それにスイートチリソース)をちょろがけして楽しむのもGOOD。

速攻でビールが無くなったので、普段呑まないようなものを呑もう!ということに。驚くほどドリンクメニューが豊富で、相方はタイ産だという白ワイン¥400なりを。すっきりサッパリスムーズ系で、安旨系チリ産とかと変わらない感じ。私は、タイのラム酒「センソム」のソーダ割り。40°だそうですが、そんなに癖が無いスッキリしたお味で食事に触らないですな、の¥650。

お次はタイソーセージのおつまみセットで、「ヨンさんの板」¥1200なり。奥の色が薄いのは生ソーセージ「ネーム」でピーナツ、生姜を添えて頂く趣向。焼きソーセージが2種で、チェンマイ産「サイウア」とコックのヨンさんの自家製米入りソーセージ「サイクローイサーン」。どちらも肉の旨味満載で美味しい。 特に面白いなあと思ったのが手前の「ラープムートーツ」で、タイカレーに必ず入っているコブミカンの葉などのハーブを練り込んだ揚げ肉団子。間違いなく!お酒が進みます。

先のタイ人留学生が食っておけ!と推薦されていたので注文した、名物だという「シーコンおっちゃんヤーン」で¥1200なり。タイ料理の「シーコンムーヤーン」は、豚肉の炙り焼きなのですが、こちらのメニュー名に「おっちゃん」が入っているのは、御店主のお知り合い筋の肉屋のおっちゃんから仕入れた「京都はんなりポーク」で作ったら激ウマだったから!だそうな。確かに、ピーナッツ味噌味系BBQソースがしっかり肉に染み込んでいて、そのままでも超ウマなのですが、添えてあるナンプラー系ソースがこれまた激臭旨!で堪らない~。 色々なお酒に合わせてみたくなる深い味わい。白ご飯にも合うでしょうな。

で、更にタイ系なお酒で、右の透明なほうはタイ米焼酎「カオキャラット」ソーダ割り¥650、左はメコンウイスキーで同じくソーダ割¥650で、程良い気分になってくるのだ。どちらも特に強い癖がないのでスルスル呑めます。

タイ料理店で、メニューにあれば確実に食べようとするものがリストされていたので、速攻で注文したのがこちら。久々にお目に掛かったプーニムパッポンカレー。ソフトシェルクラブの卵炒めカレーで¥1600なり。前回食べたのはどこだろう、大阪だったかなあ。

ガッツリ蟹入り。脱皮蟹は揚げてあり甲羅ごと頂ける(というか、蟹の甲羅や殻を食べる料理ですな)のですが、なんとも旨味満載のお味。溶き玉子がてんこ盛りで入ったカレーソースは全く辛くないのですが・・・

ソースを有効活用するにはこれしかないでしょう~!と、ジャスミンライスSサイズ¥200を追加。独特の甘口で、カレーと言うより、どことなく親子丼的な旨さがあるのが面白い。お味は超濃厚ですが。。
で、初めに注文していたのがここまで。まだ少々、〆系なものを頂きたいのですが非常にメニューが豊富。パッタイやグリーンカレー、ガパオライス系なものや焼きめし的なものなど、目移り~!する中、ようやく決めたのがこちら。これまでのメニューは辛くなかったので、現地の普通レベルで!とお願いしました汗

センレックパッキーマオで¥900なり。パッタイと同じ平べったい米麺を炒めた焼きそば的なものなのですが、唐辛子をガツン!と効かせたもの。 とはいえ、辛いもの好きには超激辛ではなく、程良い辛味感!といった感じですかねえ。

いつもの麺リフトアップ写真!。 具材は、たっぷり量の豚肉に玉子、エリンギ、ニラに人参、生モヤシに上からパクチーパラパラ。味付けベース的にはしっかり甘口で、且つ非常に濃厚な旨味。ガツンと舌を刺すような辛味が三重奏を奏でる面白いお味。レモンを絞ると美味しいですな。辛いもの好きなら大推薦~!
で、ソムタムにトムヤンクン、グリーンカレーなどの定番料理は全然注文していないことに気が付くのですが、更にタイ系甘いものもちゃんとあるお店なのですが、間違いなく再訪しそうな予感なので今日はこれぐらいで〆ましょう~!ということに。
御店主に「タイ人留学生の書き込みに釣られて来たのですが(汗)とても美味しかったです!」とご挨拶し、お支払い。結局生ビー2にタイのラム酒・焼酎・ウイスキー・ワインと全部チャンポンで呑んでほぼ¥10000と言う大納得!価格。お料理価格はかなりお手頃設定なのですが、お酒はそれなりに、ですので酒呑みはそういう心づもりで。 相方と、ここでタイ料理と日本酒の会などを仕掛けると面白いかもねえ、と盛り上がった良きディナーになりました。(同じ米文化なので、合わないわけが無い!と思います)
ご馳走様でした、また来ます!
◆タイメシとあれこれ カオニャオヒルズ
住所:京都市下京区東洞院高辻下ル燈籠町579
営業時間:11:30~14:00 18:00~22:00(L.O)
TEL:075-344-6807

場所は東洞院高辻下ル。ホテル日航プリンセス京都の南南東50m、てなところ。斜め向かいにバゲットが美味しいパン店「マッシュ京都」があり、多分以前はイタリアンバルだったよなあ、という明らかに蔵を改造した物件。当日10分ほど前に電話し、やってきたのだ。

入り口から入るといきなり急な階段になっていて「靴のままでお二階に」と書いてある。二階に上ると意外に広い空間で、2人掛けテーブルが7つほど、それにキッチン前カウンター席が6席とかそれぐらいの感じ。先客カップル1組で、テーブル席にゆったりと案内していただくのだ。 タイ語がペラペラな日本人姉弟、それにタイ人コックさんが回すタイ料理店。当日はお姉さんがお休みで、フレンドリーな雰囲気を全身から発生させている弟さん、それにタイ人の髭のコックさんお二人で回されているのだ。

で、メニュー確認前にトリビーを先に注文。またまたハートランド生¥550に当たるのですが、いやー極楽極楽。。。。突き出しはえびせんですな。

イラストレーターでもあるお姉さんの手によると思われる、20ページ超!の大作メニューを子細に確認する我々。全部写真は出しませんが(汗)、なかなか読ませるメニューです。

メニューにも、イサーン料理の説明が。タイ料理でも割と濃い目の味付けで、ココナツミルク使用度は低めとのこと。辛い!と書いてあるのですが、基本、辛さは日本人向けに調整してくれているので、辛いもの好きなら「現地並みで!」とお願いしてみることをお勧めするのだ。

まずは一品目。トードマンクンなる海老のすり身揚げで2個¥700なり。揚げたてアツアツで登場。海老すり身蒲鉾をピンポン玉より少々大きいサイズで揚げました的なものですな。

割ってみましたの図。外はザクザクフライ衣、中はムチムチして美味しい蒲鉾!!的なものですが、適宜テーブル上の味変キット(かなりガツン!と来る、粗びき赤唐辛子、ナンプラー、砂糖、それにスイートチリソース)をちょろがけして楽しむのもGOOD。

速攻でビールが無くなったので、普段呑まないようなものを呑もう!ということに。驚くほどドリンクメニューが豊富で、相方はタイ産だという白ワイン¥400なりを。すっきりサッパリスムーズ系で、安旨系チリ産とかと変わらない感じ。私は、タイのラム酒「センソム」のソーダ割り。40°だそうですが、そんなに癖が無いスッキリしたお味で食事に触らないですな、の¥650。

お次はタイソーセージのおつまみセットで、「ヨンさんの板」¥1200なり。奥の色が薄いのは生ソーセージ「ネーム」でピーナツ、生姜を添えて頂く趣向。焼きソーセージが2種で、チェンマイ産「サイウア」とコックのヨンさんの自家製米入りソーセージ「サイクローイサーン」。どちらも肉の旨味満載で美味しい。 特に面白いなあと思ったのが手前の「ラープムートーツ」で、タイカレーに必ず入っているコブミカンの葉などのハーブを練り込んだ揚げ肉団子。間違いなく!お酒が進みます。

先のタイ人留学生が食っておけ!と推薦されていたので注文した、名物だという「シーコンおっちゃんヤーン」で¥1200なり。タイ料理の「シーコンムーヤーン」は、豚肉の炙り焼きなのですが、こちらのメニュー名に「おっちゃん」が入っているのは、御店主のお知り合い筋の肉屋のおっちゃんから仕入れた「京都はんなりポーク」で作ったら激ウマだったから!だそうな。確かに、ピーナッツ味噌味系BBQソースがしっかり肉に染み込んでいて、そのままでも超ウマなのですが、添えてあるナンプラー系ソースがこれまた激臭旨!で堪らない~。 色々なお酒に合わせてみたくなる深い味わい。白ご飯にも合うでしょうな。

で、更にタイ系なお酒で、右の透明なほうはタイ米焼酎「カオキャラット」ソーダ割り¥650、左はメコンウイスキーで同じくソーダ割¥650で、程良い気分になってくるのだ。どちらも特に強い癖がないのでスルスル呑めます。

タイ料理店で、メニューにあれば確実に食べようとするものがリストされていたので、速攻で注文したのがこちら。久々にお目に掛かったプーニムパッポンカレー。ソフトシェルクラブの卵炒めカレーで¥1600なり。前回食べたのはどこだろう、大阪だったかなあ。

ガッツリ蟹入り。脱皮蟹は揚げてあり甲羅ごと頂ける(というか、蟹の甲羅や殻を食べる料理ですな)のですが、なんとも旨味満載のお味。溶き玉子がてんこ盛りで入ったカレーソースは全く辛くないのですが・・・

ソースを有効活用するにはこれしかないでしょう~!と、ジャスミンライスSサイズ¥200を追加。独特の甘口で、カレーと言うより、どことなく親子丼的な旨さがあるのが面白い。お味は超濃厚ですが。。
で、初めに注文していたのがここまで。まだ少々、〆系なものを頂きたいのですが非常にメニューが豊富。パッタイやグリーンカレー、ガパオライス系なものや焼きめし的なものなど、目移り~!する中、ようやく決めたのがこちら。これまでのメニューは辛くなかったので、現地の普通レベルで!とお願いしました汗

センレックパッキーマオで¥900なり。パッタイと同じ平べったい米麺を炒めた焼きそば的なものなのですが、唐辛子をガツン!と効かせたもの。 とはいえ、辛いもの好きには超激辛ではなく、程良い辛味感!といった感じですかねえ。

いつもの麺リフトアップ写真!。 具材は、たっぷり量の豚肉に玉子、エリンギ、ニラに人参、生モヤシに上からパクチーパラパラ。味付けベース的にはしっかり甘口で、且つ非常に濃厚な旨味。ガツンと舌を刺すような辛味が三重奏を奏でる面白いお味。レモンを絞ると美味しいですな。辛いもの好きなら大推薦~!
で、ソムタムにトムヤンクン、グリーンカレーなどの定番料理は全然注文していないことに気が付くのですが、更にタイ系甘いものもちゃんとあるお店なのですが、間違いなく再訪しそうな予感なので今日はこれぐらいで〆ましょう~!ということに。
御店主に「タイ人留学生の書き込みに釣られて来たのですが(汗)とても美味しかったです!」とご挨拶し、お支払い。結局生ビー2にタイのラム酒・焼酎・ウイスキー・ワインと全部チャンポンで呑んでほぼ¥10000と言う大納得!価格。お料理価格はかなりお手頃設定なのですが、お酒はそれなりに、ですので酒呑みはそういう心づもりで。 相方と、ここでタイ料理と日本酒の会などを仕掛けると面白いかもねえ、と盛り上がった良きディナーになりました。(同じ米文化なので、合わないわけが無い!と思います)
ご馳走様でした、また来ます!
◆タイメシとあれこれ カオニャオヒルズ
住所:京都市下京区東洞院高辻下ル燈籠町579
営業時間:11:30~14:00 18:00~22:00(L.O)
TEL:075-344-6807
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