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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

中華料理 天和@京都現地系中華料理店巡り9

2020
10
更に更に続く現地系中華料理店巡りなのですが、FB友から「深草周辺が終わったら、元田中周辺のお店も回って書いてよ!」とか、色々リクエストまで頂くようになりましたので(滝汗)、この一連の中華料理店巡りシリーズのサブタイトルを「竹田街道沿い中華料理店巡り」から、「京都現地系中華料理店巡り」に改めたく思います!。 (いや、単に深草周辺のお店ネタが、そろそろ底を突きそうなので・・滝汗汗汗)

で、今までご紹介したお店は、どのような選定基準で選んでいるかを改めて書いておきますと・・

①料理人が中国人
②日本人向けアレンジを排した、本場の味に拘られているお店
③結果、中国人のお客様多し

結果、日本人があまり近寄らないお店になるのですが、日本人の目で改めて見ると、独特の香辛料使い&油の使い方が独特で、且つ安くて美味しいお料理が多いのに気が付いて、3軒目ぐらいから、すっかりハマっているわけです汗汗。現地系中華料理店は四川料理、または中国東北地方料理(重慶などの)が多いのも特徴で、辛いもの好きな我々のチャレンジ精神をくすぐるのもポイントかも。

で、今回ご紹介する9軒目のネタは、京阪藤森駅から歩いて西に10分足らず、深草東公園の北側に面した中華料理店「天和(てんほう)」のご紹介。 流石に竹田街道からは400mほど東で、師団街道まで100mほどの位置。実は以前から非常に気になっていたお店。ようやく来ました。

天和1

というのも、夜この辺りをウロウロしていると、中国人のグループ客がワゴン車などで乗り付けて大量に出入りされているのを目撃しているから。今回はランチで偵察だ!と、このシリーズ毎度のパターンで。深草周辺の中華料理店共通で、どうもお店の外に向かっての波動が少ないというか、パッと見営業されているかどうか窺い知れないお店が多いのですが、ここはちゃんと営業中の看板が掛かっているので安心。店内に。

天和2

こういう4人掛け座卓の小上がり席が3、4人掛けテーブルが6かな。全員お一人様のお兄さんがたが各テーブルに1人ずつ座っていて、1つだけテーブルが空いていたのでそちらに座るのだ。 基本、我々以外は全員中国からの方々のようで、店員さん2名が忙しそうに動き回っている、中国語が響き渡る店内。内装は普通~に定食屋さんなのですが、いやー、なかなかエキゾチックな空間。

天和3

ランチメニューがこちら。あと2種、油淋鶏\750と、エビチリ¥800がスタンバイ。麻婆豆腐の単品は¥750なのでお得な定食でお願いして、アラカルトから麺類とおかずを一つもらおうということに。

天和4

が!メニューはこういう写真付きで怪しいながら日本語表記(「だれ鶏」とか「ホルモの和え物」・・・笑)もある全20ページほどの超!大作。メニュー数も常時40種類ほどはありますかね。。流石に全メニュー写真を出すのは躊躇われるので・・・

天和5

もう一枚。お店の外の看板にあるように、四川料理店なのだ。日本メニュー名「暴れん坊王様鶏」に激しく注意をひかれつつ、厳選2種を注文。

天和6

で、お休みですので、いつものパターンで。中瓶ビールは¥500なり。しかし、深草周辺の中華料理店の瓶ビールはほぼAsahi一色ですな。

天和7

5分ほどで、お願いしたおかずがばーんと! 海老の激辛四川風炒めで¥980なり。海老は殻付きのままほわっとした衣を付けて揚げてあり、そのままでもバリバリと頂ける。メニューより唐辛子量が少な目で、我々が日本人なので調整してくれたのかも? と思ったのですが、赤唐辛子15本分は確実に入っているのだ。お腹からポカポカする感じの程よい刺激レベルで美味しいですな。非常に良いビールのアテ。 

天和8

で、更に!土曜日限定だという牛肉麺¥700なり。八角の香りがふわんとするスネあたりの牛肉を柔らかーく炊いたものがごろんごろんと。更に驚くほどのラー油量! 多分、夏に注文するとパクチーが乗っていそうな予感。。

天和9

麺はしっかり腰のある低加水細麺。しこしこと気持ちの良い食感で、いやー超ウマ! 今回注文した中では一番辛かったのがこちらですが、謎の香辛料が利いた牛ダシ系だと思われるスープがラー油と見事に調和して美味しい。ラー油は胡麻油だと誤解している方が多いのですが、中国では菜種油で作られる場合が多いらしいですな。驚くほどの油量なのに、意外にくどくなく、さらっとした感じで全部飲めてしまえそうでした。

天和10

で、麻婆豆腐の定食。麻婆豆腐は深皿なので、2人でシェアしても全然OKなしっかり量。それに鶏から揚げ1個、ちゃんと美味しい中華卵スープ、ザーサイとしっかり量の白ご飯!と言う構成。普通ぐらいの食欲の男子なら全然納得でしょうな。ちなみにご飯お替り1杯まで無料の様です。

天和11

麻婆豆腐は、花椒の刺激と程良い辛味。このシリーズで食べた麻婆豆腐でこれで3皿目なのですが、揃えたように同じ傾向の味付け。味のコクというか深み付けが日本人マニア系向け麻婆豆腐より軽やかな設定。とはいえ・・・

天和12

こうして頂くと、ま、間違いないお味ですな。白ご飯がどうも美味しくないお店が多い中で、こちらは大分普通レベル。いやはや、おなかポンポンなり。。

天和13

テーブルに張り付けてあったディナー用だと思われる火鍋メニュー。サービス陣のお二人(お若いお姉さんとお兄さん)は、かなり日本語が大丈夫な人で、特にお姉さんはぺらぺら且つ、ちゃんと接待できるレベル。(膝にデッカイ穴が開いたダメージブラックジーンズにトレーナーというスタイルですが汗。留学生かな。) 夜の鍋コースは非常に人気だと思われるので気になる気になる。。。

以上で2人で¥3000ほどでビール付き!辛いもの好きなら大納得の大堪能!ランチになりました。多分、また来るかと思いますが、夜の鍋コース制覇は、この後行った「なな家」、それに「老重慶 川菜館」のどこを選ぶかで悩むことになりそうです。また来ます~。
 
 

◆中華料理 天和(てんほう)
住所:京都市伏見区深草西浦町6-77 脇坂コーポ 1F
営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00 不定休
TEL:075-748-6506


天和14

で、食後10分ほど散歩し、やってきた四川料理店、なな家。中華食材を売っているので、買ってきた冷凍水餃子2種。どちらも1kgも入って¥700(税込み)なり。しかし、やっすいですな。。 鍋に放り込んだり、色々試してみるつもりです。
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