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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

いちえんそうで河豚三昧(2)@壬生川高辻

2020
25
昨年行ったお店で、お勧めの海鮮居酒屋は?と言われたら速攻で思い出すお店、いちえんそう。阪急大宮駅とJR丹波口駅の中間ぐらいの住宅街「壬生川高辻」にあり、京都市内中心部から移動するにはなかなか便利でない場所なのですが、24:00までと遅い時間もOKなので、祇園あたりからタクシー飛ばしてやってくる常連さんも多数!とのお店。
で、昨年行ってから、何回か1週間前予約でことごとくNG!だったのですが、ようやく確保した4人掛けの小さな小上がり席。前回来た際に、小上がりで食べておられて超うらやましかった!河豚料理を堪能ということに。またまた集まった食い意地メンバー4名なり。。

いちえんそう1

で、近鉄沿線の伏見駅が最寄りの我々は京都駅からJRで丹波口駅に。そこから徒歩10分ちょいほど。途中の光徳公園でもう早咲きの桜が咲き始めているのを確認しつつ、やってきたいちえんそう。17:30!という超早い時間帯。丁度お店の前に相方がお誘いしたURちゃんが居られて、店内には私がお誘いした米国在住TNKさんがもうスタンバイ中。

いちえんそう2

お店はこんな感じの、如何にも海鮮居酒屋だ!的雰囲気。カウンターの上に作りつけられた水槽に、アワビやさざえなどの貝類、車エビやあしながだこなどが、うねうねと我々の口に入るのを待っているわけですな汗汗。 カウンター席が10席ほど、4人掛けの小上がりが3。我々が今日初めての客なのですが、10分ほど後にきたカップルが、今日は満席で!と断られているという人気度合い。大将と奥様?+1名ほどで回しておられます。

いちえんそう3

で、串カツなどの豊富な居酒屋メニューもあるのですが、超達筆で少々読みにくい(滝汗)日替わり?系メニューと日本酒メニューが要チェック。日本酒はここに書いている以外にも、相当珍しいのも含め30種以上いつもありそうな品揃え。(十四代フルラインナップが呑める貴重なお店です。)

いちえんそう4

メニューその2。予約時に河豚を食べたい!と3品だけ先にお願いしているので、まずそれを出して頂くことに。

いちえんそう5

で、何は無くてもこちらから。新型コロナやら色々とややこしい今日このごろなのですが、とりあえず本日の健康と皆様のご多幸に乾杯~、なのだ。

いちえんそう6

てっさと鉄皮、湯引き盛りは30cmほどのお皿に入って四人前。一人前で¥1700なので、これで¥6800。で、現在米国在住で里帰り中のTNKさんをお誘いしたのは、ふぐ料理はほぼ日本でしか食えないから。間違って口にするとうっかりすれば死んでしまう食べ物なので、日本人の食に対する思い入れ度や技術力が分かる料理の一つでしょうな。

いちえんそう7

こちらでは、通常の河豚の薄造りよりも少々肉厚に切ってあるので、もう食べ応え大満足~。むちゃ食べた感あり。四人でも2人前で良かったかな~と後で少々反省汗汗。。個人的には刺身より湯引きが超大好きなのですが。
で、当然日本酒に速攻でスイッチ。確か黒龍からスタートしたと思うのですが、一本目はうっかり写真撮り忘れ。。。基本グラス一合売り!という酒呑み設定で、ハーフでもOKという事になっているのですが、多分グラス七勺売りかと思われ。

いちえんそう8

で、絶対的に美味しい唐揚げは1人前で¥3000。2人前取りました。世の中に「世界から揚げ選手権」というものがあるなら、確実に上位独占!というようなジューシーこの上にない一品。大体、お店で河豚から揚げをお願いすると、アラばかりになるのが普通なのですが、ここはダイナミックに河豚身たっぷりすぎ! スパイス感もしっかりでスダチのみで超ウマ。(これだけは、日本酒よりビールかもですが汗)

いちえんそう9

で、テーブルにこういう炭火焼がセットされ、次のお料理用に奥の水槽から更に大きな河豚一匹出して貰うのだ。

いちえんそう10

焼き河豚4人前で¥12000なり。今切ったばかりなのでびっくんびっくんと新鮮この上無し!なのですが、美味しく頂いちゃうのですな。。。贅沢~。

いちえんそう11

で、唐辛子の効いた醤油が勝ったタレを漬けつつ、良く焼き焼きして頂きます。河豚と言えばてっちり!なのですが、一度思う存分焼きフグを食ってみたかった!ので、ま、大満足。バンバン日本酒も進むのですな。。。

いちえんそう12

で、URちゃんチョイスは滋賀から「松の司 選別純米吟醸」某店のPBブランドなので、仕入れが分かっちゃうのですが、良いお酒です。ボディしっかり、淡白な河豚にマッチ! (このあたりで酒の写真を忘れていた!と思い出したのですな汗汗)¥900/合なり。

いちえんそう13

私と相方が呑んだ、山形は「くどき上手 純米大吟醸イエローラベル」なり。これも綺麗且つスムーズで¥1000/合なり。これも某酒店がタンク買いで販売されているロットだと思われますな。CP非常に良好。

いちえんそう14

鍋にすると、煮え過ぎないように次々と食べていかないといけない!と言う感じなのですが、焼きにすると自分のペースでゆったり楽しめる!という事が判明。で、福島は「金澤屋 特別純米 純米辛口+10」で¥800/合なり。これはURちゃんだったっけ。実は焼き河豚と淡麗系日本酒が超合う!ことも判明し、かなり呑んでおります。私はグラス5杯ほど呑んだような気がしますが。。。既に大忘却の彼方へ~汗汗汗 

いちえんそう16

焼き河豚が終わったタイミングで、白子も行っときますか?と大将が確認してくれたので、またまた2人前でお願いしてしまいました! ¥3600なり。コンロにかけ少々ぐつぐつ言って来たら食べごろ。。これまた日本酒~!ですな。。とろとろんで、グラタンのようなクリーミーさ。。生臭さ一切無し!なのだ。

いちえんそう15

で、本日の高CP酒、新潟から「清泉 純米吟醸 越淡麗 」で¥800/合なり。これまた綺麗で美味しいお酒で、お酒メニューで一番お手頃酒に設定してあるのが小憎いですな。多分、私も呑んだような。。河豚料理を食べつくして、お腹もほど良く、かなリポンポン!なのですが、酒のアテにもう二品だけ注文しようという事に。 (だれもご飯ものを食べたい!と言わないメンバーだったので汗)

いちえんそう17

まずは、前回も非常~に気になっていた「足長蛸の生き造り」で¥1200。切りたてなので、エイリアンのように「うにょうにょ」しておるのですが、こりこりと歯ごたえも良好で、なかなか美味しい動画映えするお料理(滝汗)。発祥は韓国で、コチジャンを利かせた酢味噌ダレで頂く趣向。こういうお店で出会えるのは珍しい。

いちえんそう18

最後のお酒は福井の黒龍から「九頭龍 大吟醸」¥1000/合で。これまた食中酒としては非常~に優秀ではないかと。

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で、お酒をちみちみ呑んでいる間に、15分以上じっくり焼かれて登場した魚のカマ。大ぶりの鰤だと思われるのですが、皮までぱりっぱりに焼け、脂がさらさらさら~と頂ける上出来なカマ焼きが¥650!なり、とは激お手頃価格。お料理は居酒屋レベルでは無いのですが、ま、お酒のチョイスを含め、間違いないですな。

で、以上で〆て¥42000!お酒はとっかえひっかえ、本日のチョイス10種類から、波紋以外は全部飲んだように記憶汗汗。この後は超久々にカラオケにでも行こうということになり、一次会はジャスト3:00!で終了(汗) なにせ17:30から呑んでいるので、夜は長いのだ。 ご馳走様でした、次回こそは河豚では無い季節に来たいと思います~。(鱧とか鰤しゃぶとか・・) また来ます!
 
 

 
◆活魚 居酒屋 いちえんそう
住所:京都市中京区壬生相合町54-4
営業時間:17:00~24:00 月休
TEL:075-811-1833
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