串揚げ toshico@下鴨本通北大路北西角
2020
25
春分の日を含む三連休ネタ、その4です。(早咲き桜ネタを2つ含む)
桜巡りの後の晩御飯場所にチョイスしたのは、下鴨本通北大路交差点、北西角にある串揚げ店、toshico。またまた、新型コロナに負けないお店は京都中にあるのだ!と、2日ほど前に電話を掛けまくって席を押さえたのだ。 しかし、人気店に思いつきで予約電話攻撃をしても、地元民が通うお店は新型コロナの影響などどこ吹く風!盤石!ですなあ。。。 今回も、ライブ感が楽しめるカウンター串揚げ店なので、特等席はカウンター8席なのですが、そちらは当然のように満席。 で、6人ぐらいゆったり入れる個室に2人!というある種、贅沢な超ゆったりセッティングで。

時間を読み間違えていて、予約時間を1時間ほど前にずらしてもらってやってきた18:00ごろ。地下鉄北山駅から1km南、京阪出町柳駅から1.7km北という最寄り駅からはかなり遠い一軒屋レストラン。ま、普通はタクシーかバスかですな。しかし、デザイナーズブランド的黒尽くめのなんだかオシャレな箱なのだ。

奥の個室に入れてもらう。椅子は8脚ありましたが、6人ぐらいならかなりゆったり目な大きなテーブル。にこやかな御店主とサービスのお兄さんの2名体制。御店主は、大阪で串カツとワインを合わせる先駆者の「六覺燈」ご出身とのことですので、ワインに合う創作串揚げを出すお店。既に開店6年目突入のミシュランビブグルマン店ですので、お店の情報はネットに溢れており、且つ概ね好意的なネタばかり。ワクワクとメニューを確認。

基本お任せの¥4000と、¥6000の串揚げコースが2種と言う設定。当然¥6000の方をお願いする。15串もありますので、写真が30枚近い大作!になりますが、宜しくお願いいたします。

お酒はこちらのメニューと別に、泡白赤合わせて15種ほどのボトルワインリストあり。

で、私が生ビール(アサヒスーパードライプレミアム¥600)、相方がハイボール(¥800?)を注文したら、速やかに串コースセッティングと一串目のお料理がスタートするのだ。超スムーズな進行。 串の角皿の上に乗っているのは、スイス産のクラッカーで串カツの揚げ油を切るため。油を吸わせた後にパリパリと頂くことも出来る。
それを、手ごろな量の口直しの生野菜類。 串カツ用ソース類は、左から洋辛子+ビネガー、ほんのり甘口の醤油ダシ、濃い口のウスターソース、トリュフ塩、角皿上のレモンで、串カツを皿に乗せたときの串の向きで、これをつけて食べててね!というサインになっているのが面白い。海老は、トリュフ塩とレモンで、ということでした。

相方注文のハイボールは、あまりお店でお見掛けしないマルスウイスキー!という変化球なり。自分でまぜまぜ。

しかし、一串目からこのデッカイ海老ですか!という驚き。これぐらいのサイズ感です。衣はさっくりなのに、海老は半生で身はグリグリ。のっけからビックリするのだ。。

2串目は、和牛。ほんのりクローブの香り、これまた激しくジューシー。串の向きからソースでどうぞ、ということですな。

途中で口直しなのか、畑菜と揚げさんを甘口で薄味に炊いたおばんざい的なものが。でも、まだ二串目なので先は長いのだ~。

角皿に串を平行に置いたら、それはそのまま食べよ!のサインなの(笑) 山菜の「こごみ」で、緑のソースはエンドウ豆ピュレ、それに砕いたピーナッツなどの豆類かな。シャキシャキと歯ごたえ良好で春のお味。

四串目。ホタテ貝柱なのですが、とろろが入ったふわっとした衣を絡ませてあげてある。見た目はこれはなんですか!なのですが、超ウマ。 これは出し醤油で。 五串目の写真を思いっきり忘れたのに今、気が付いたのですが(滝汗)、下茹でしたシャキシャキの筍で、これまた超ウマ。 お料理は基本2名でこなされていると思うのですが、ダレない程度のスピードでテンポ良く出てくるのだ。(なので、写真を忘れるという汗)

これは泡だよね!と相方と意見一致。お店で一番お手軽なのをボトルで。Champagne Veuve Aufray Brutなり。 ¥6000ほどだったように記憶。いやー、串カツと相思相愛~、旨しですな。

六串目は、地鶏ミンチの紫蘇巻。上にとんぶりがこれでもか!と乗せてあるのが斬新。。洋辛子+ビネガーで。ちょっとおつまみに、なんだか非常に新鮮な蛍烏賊が出てくるのが京都なのですが、串にしてくれたら尚嬉しいかな汗汗

七串目。これも見た目では全く分からないのですが、齧り付いて、相方と思わず目を見合わせるほど超びっくり。鰹のタタキなり。ポン酢がしみ込んだ大根おろしを忍ばせてあり、齧り付くと鰹とポン酢の旨味が怒涛のように押し寄せてくるという、見事なアイデアメニュー。

八串目。丸いころんとしたもので、なになに!?なのですが、太いホワイトアスパラを2cmくらいに切ってベーコンを巻いて揚げてある、という趣向。

九串目。海老芋としらす。シラスは衣の方に入っていて、ほくほくして淡白な海老芋にちょっと塩っぽいしらすが良く合うのだ。これまた芸細やかな、日本独自メニュー。

非常に香り高いオリーブオイル+粒胡椒をグラインダでどうぞ!と、パンが出てくるのですが仕掛けが合って・・・

ピンボケでスミマセン汗汗 で、パンの上に串カツを乗せると、おいしいですよ!とガイドされるのだ。中身は・・・・

十串目は四種類のチーズなり。カマンベールなどのかなり癖の強いチーズも入っていると思いますが、ワイン呑みならニッコリ!でしょうな。

十一串目も見た目ではまったく分からないのですが、これがまた美味しく、なんだか非常~に凝った一串。

春の野菜、うるいと三つ葉を平目の身で巻いて、ぶぶあられをつけて揚げてあるのだ。かぶりつくとしゃきしゃきの春野菜の食感と淡白な白身の旨味、それに香ばしいあられの香りの三重奏。いやはや、想像力は無限大ですな。

十二串目は蓮根!なのですが、これがまた凝っていて、カレー味肉詰め!なのですな。更に!小さなスポイトでウスターソースをたっぷりかけて「ソースだく」状態で頂くという趣向。お子様にも大人気!だとのこと。私もこれは大好き。

十三串目はアサリと青ネギというこれまた春を想起させる一品をあっさり出し醤油で。見た目はなんだかわかりませんが。

十四串目。これで最後になりますが、追加されますか?と確認されたのですが、いやはや、もう大堪能なので、これでOKです!ということに。これも見た目じゃ分からない~のですが・・・

エンドウ豆のコロッケでした。創作串カツ店の定番メニューのような気がしますが、豆の旨味満載で美味しい~。塩で頂くのも斬新かもですな。

最後の食事メニューも串揚げなので15串目。ブブあられをつけて揚げたご飯を出し茶漬けにするという、これまたなかなかオシャレな趣向。

お箸でほぐして、さらさらっと。白菜の漬物なども良い味出しています。

で、〆の甘いのは、さっぱりと苺アイス。いやはや大満腹の大堪能! 10串目ぐらいで最後までたどり着くのかよ!と思ったのですが、お料理がメリハリしっかりで杞憂でした。美味しかった~。 以上で、生ビー1のハイボール1、泡ボトル1とそこそこ呑みで¥22000ほどという全然大納得価格。ま、お安くは無いのですが、この質なのでもう全然大丈夫!
海老などの美味しい定番串に加えて、季節の食材をうまく組み込んでいるので季節ごとにメニューの変化が楽しみなお店。こりゃ、定期的に覗きに来ないと!という感想ですな。
で、一日で久々に15kmほど歩いたのもあり、帰りの京都駅のバス中で激寝落ちしそうになりつつなんとか無事に自宅到着。なかなか楽しめた、三連休初日でした。
◆串揚げ toshico
住所:京都市左京区下鴨本町11-1
営業時間:17:30~22:00(L.O.) 木休
TEL:050-5571-9515
桜巡りの後の晩御飯場所にチョイスしたのは、下鴨本通北大路交差点、北西角にある串揚げ店、toshico。またまた、新型コロナに負けないお店は京都中にあるのだ!と、2日ほど前に電話を掛けまくって席を押さえたのだ。 しかし、人気店に思いつきで予約電話攻撃をしても、地元民が通うお店は新型コロナの影響などどこ吹く風!盤石!ですなあ。。。 今回も、ライブ感が楽しめるカウンター串揚げ店なので、特等席はカウンター8席なのですが、そちらは当然のように満席。 で、6人ぐらいゆったり入れる個室に2人!というある種、贅沢な超ゆったりセッティングで。

時間を読み間違えていて、予約時間を1時間ほど前にずらしてもらってやってきた18:00ごろ。地下鉄北山駅から1km南、京阪出町柳駅から1.7km北という最寄り駅からはかなり遠い一軒屋レストラン。ま、普通はタクシーかバスかですな。しかし、デザイナーズブランド的黒尽くめのなんだかオシャレな箱なのだ。

奥の個室に入れてもらう。椅子は8脚ありましたが、6人ぐらいならかなりゆったり目な大きなテーブル。にこやかな御店主とサービスのお兄さんの2名体制。御店主は、大阪で串カツとワインを合わせる先駆者の「六覺燈」ご出身とのことですので、ワインに合う創作串揚げを出すお店。既に開店6年目突入のミシュランビブグルマン店ですので、お店の情報はネットに溢れており、且つ概ね好意的なネタばかり。ワクワクとメニューを確認。

基本お任せの¥4000と、¥6000の串揚げコースが2種と言う設定。当然¥6000の方をお願いする。15串もありますので、写真が30枚近い大作!になりますが、宜しくお願いいたします。

お酒はこちらのメニューと別に、泡白赤合わせて15種ほどのボトルワインリストあり。

で、私が生ビール(アサヒスーパードライプレミアム¥600)、相方がハイボール(¥800?)を注文したら、速やかに串コースセッティングと一串目のお料理がスタートするのだ。超スムーズな進行。 串の角皿の上に乗っているのは、スイス産のクラッカーで串カツの揚げ油を切るため。油を吸わせた後にパリパリと頂くことも出来る。
それを、手ごろな量の口直しの生野菜類。 串カツ用ソース類は、左から洋辛子+ビネガー、ほんのり甘口の醤油ダシ、濃い口のウスターソース、トリュフ塩、角皿上のレモンで、串カツを皿に乗せたときの串の向きで、これをつけて食べててね!というサインになっているのが面白い。海老は、トリュフ塩とレモンで、ということでした。

相方注文のハイボールは、あまりお店でお見掛けしないマルスウイスキー!という変化球なり。自分でまぜまぜ。

しかし、一串目からこのデッカイ海老ですか!という驚き。これぐらいのサイズ感です。衣はさっくりなのに、海老は半生で身はグリグリ。のっけからビックリするのだ。。

2串目は、和牛。ほんのりクローブの香り、これまた激しくジューシー。串の向きからソースでどうぞ、ということですな。

途中で口直しなのか、畑菜と揚げさんを甘口で薄味に炊いたおばんざい的なものが。でも、まだ二串目なので先は長いのだ~。

角皿に串を平行に置いたら、それはそのまま食べよ!のサインなの(笑) 山菜の「こごみ」で、緑のソースはエンドウ豆ピュレ、それに砕いたピーナッツなどの豆類かな。シャキシャキと歯ごたえ良好で春のお味。

四串目。ホタテ貝柱なのですが、とろろが入ったふわっとした衣を絡ませてあげてある。見た目はこれはなんですか!なのですが、超ウマ。 これは出し醤油で。 五串目の写真を思いっきり忘れたのに今、気が付いたのですが(滝汗)、下茹でしたシャキシャキの筍で、これまた超ウマ。 お料理は基本2名でこなされていると思うのですが、ダレない程度のスピードでテンポ良く出てくるのだ。(なので、写真を忘れるという汗)

これは泡だよね!と相方と意見一致。お店で一番お手軽なのをボトルで。Champagne Veuve Aufray Brutなり。 ¥6000ほどだったように記憶。いやー、串カツと相思相愛~、旨しですな。

六串目は、地鶏ミンチの紫蘇巻。上にとんぶりがこれでもか!と乗せてあるのが斬新。。洋辛子+ビネガーで。ちょっとおつまみに、なんだか非常に新鮮な蛍烏賊が出てくるのが京都なのですが、串にしてくれたら尚嬉しいかな汗汗

七串目。これも見た目では全く分からないのですが、齧り付いて、相方と思わず目を見合わせるほど超びっくり。鰹のタタキなり。ポン酢がしみ込んだ大根おろしを忍ばせてあり、齧り付くと鰹とポン酢の旨味が怒涛のように押し寄せてくるという、見事なアイデアメニュー。

八串目。丸いころんとしたもので、なになに!?なのですが、太いホワイトアスパラを2cmくらいに切ってベーコンを巻いて揚げてある、という趣向。

九串目。海老芋としらす。シラスは衣の方に入っていて、ほくほくして淡白な海老芋にちょっと塩っぽいしらすが良く合うのだ。これまた芸細やかな、日本独自メニュー。

非常に香り高いオリーブオイル+粒胡椒をグラインダでどうぞ!と、パンが出てくるのですが仕掛けが合って・・・

ピンボケでスミマセン汗汗 で、パンの上に串カツを乗せると、おいしいですよ!とガイドされるのだ。中身は・・・・

十串目は四種類のチーズなり。カマンベールなどのかなり癖の強いチーズも入っていると思いますが、ワイン呑みならニッコリ!でしょうな。

十一串目も見た目ではまったく分からないのですが、これがまた美味しく、なんだか非常~に凝った一串。

春の野菜、うるいと三つ葉を平目の身で巻いて、ぶぶあられをつけて揚げてあるのだ。かぶりつくとしゃきしゃきの春野菜の食感と淡白な白身の旨味、それに香ばしいあられの香りの三重奏。いやはや、想像力は無限大ですな。

十二串目は蓮根!なのですが、これがまた凝っていて、カレー味肉詰め!なのですな。更に!小さなスポイトでウスターソースをたっぷりかけて「ソースだく」状態で頂くという趣向。お子様にも大人気!だとのこと。私もこれは大好き。

十三串目はアサリと青ネギというこれまた春を想起させる一品をあっさり出し醤油で。見た目はなんだかわかりませんが。

十四串目。これで最後になりますが、追加されますか?と確認されたのですが、いやはや、もう大堪能なので、これでOKです!ということに。これも見た目じゃ分からない~のですが・・・

エンドウ豆のコロッケでした。創作串カツ店の定番メニューのような気がしますが、豆の旨味満載で美味しい~。塩で頂くのも斬新かもですな。

最後の食事メニューも串揚げなので15串目。ブブあられをつけて揚げたご飯を出し茶漬けにするという、これまたなかなかオシャレな趣向。

お箸でほぐして、さらさらっと。白菜の漬物なども良い味出しています。

で、〆の甘いのは、さっぱりと苺アイス。いやはや大満腹の大堪能! 10串目ぐらいで最後までたどり着くのかよ!と思ったのですが、お料理がメリハリしっかりで杞憂でした。美味しかった~。 以上で、生ビー1のハイボール1、泡ボトル1とそこそこ呑みで¥22000ほどという全然大納得価格。ま、お安くは無いのですが、この質なのでもう全然大丈夫!
海老などの美味しい定番串に加えて、季節の食材をうまく組み込んでいるので季節ごとにメニューの変化が楽しみなお店。こりゃ、定期的に覗きに来ないと!という感想ですな。
で、一日で久々に15kmほど歩いたのもあり、帰りの京都駅のバス中で激寝落ちしそうになりつつなんとか無事に自宅到着。なかなか楽しめた、三連休初日でした。
◆串揚げ toshico
住所:京都市左京区下鴨本町11-1
営業時間:17:30~22:00(L.O.) 木休
TEL:050-5571-9515
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